「性の目覚め」ロバートDEピーコ

2022年06月21日

僕がエロに目覚めたのは結構早いと思う
目覚めたというか元からみたいな
フルチンで走り回るとか
ちんこがあるとかないとか
ちんこが酸っぱい時は
兄姉の肩にちんこを乗せて
フレンチと叫んでみたり

通っている保育園に
フミナリ君という友達がいた
彼となら恥ずかしげもなくエロい事ができた
とは言っても1つしか覚えていない
大宮スケートセンターの近く17号だか
中山道だかそんな大通りの交差点の所
ポルノ映画のポスターが貼ってあった
そのポスターのポルノ女優のおっぱいを
垂直飛びで触っては恥ずかしそうにニコニコ
フミナリ君と2人で喜んでいた
彼との思い出は結構ある
廃車になっている車に乗り込んで遊んだ
僕らは車で寝てしまい夕方18時頃に
心配する親達に発見された
保育園のお昼寝の時間では
僕ら2人だけ起きて抜け出し遊んでいた
保育士さんに見つかって2人は
口にガムテープをされ緩く紐で結ばれて
勿論それも抜け出して更に遊んで怒られた
とても仲の良い友達フミナリ君
卵がけご飯が好きだったフミナリ君
僕のお兄ちゃんに鼻クソをつけられて
泣いていたフミナリ君
プールの前の日泳ぐ練習をするのに
1人でお風呂に入った彼は
石鹸で足を滑らせて逆さに風呂に落ちて
死んでしまった
まだ5歳か6歳くらいでさ
僕にはまだ死んじゃうってのが
よくわからなかったなあ
でもフミナリ君と一緒にやってた事がさ
できなくなってた
ポルノのポスターもチラ見するだけで
垂直飛びでおっぱいを触るとか
できなくなっちゃったんだ
僕がエロい奴だって事が
心の奥に入っていっちゃったんだ
それから僕は割と大人になるまで
全然エロくない奴みたいに
誰ともエロについては話せなかった
実際は全然エロかった







ロバートDEピーコ