「雨の回想」西村太一

2023年12月10日

僕が小さい頃、
都会の喧騒もない所に住んでいた。 
近所に一緒に居て遊ぶ子もいた。
一人になってする事も無い時、
雨樋から雨の雫が滴って、
地面の石に落ちて、
石を穿っているのを見つめていた。
ちょっと自転車で母の後ろに乗って駅の方へ行ったり、銀行に
行ったりした。
晴れた日、ユキヤナギが庭に
綺麗に咲いていた。
父が休日弟ばかり可愛がる、とぎゃーぎゃー泣いていたのを
覚えている。
保育園に入る前だったかな、
小さい頃の記憶は、
雨樋から水が滴っていたことが
よく思い出されます。 






西村太一