ようこそ現代ポエムの世界へ( ・෴・)

私誌東京
抒情詩の惑星 


専門家や愛好家ではなく、すぐ隣にいる誰かに通じる詩
ことばと人間復興ー

挿絵:ぴき


「まったく!金ねーし!」
休みだ、というかどこにも所属していない透明な無職だ

まぁ、一悶着あったわけだが
それはいい
一つ言っておくよ橘くん?俺が辞めた後、君はクビになったよね?ウケるよw
令和6年4月29日、俺は悩んでいた

遊び行きたいな!タジマ君のパーティーがある
ゴウちゃんも来るだろうし久々に会いたい

「えっ?」
布団の上で金勘定をしてたあぐらをかいていた俺が天井を見上げた瞬間、木目のその天井に稲光が走った、本当に稲光
1秒も無いよ?ビリビリビリ!と左から青い光が走った、走り抜けて行った
「なにこれ?」「わ、怖っ!」
何だよこれ?今までに無い経験で身震いした
その稲光はそれ以来、現れていない、今の今も

何かの厄払いでは無いが、ハっ!とした
「今日は行こう!」
夕暮れ、地下鉄日比谷線に乗り入谷から中目黒まで向かう40分...

現代をいきる進んだにんげんは
一般的に鶏や豚や牛の肉を食べます
ときどき馬や熊や猪や鹿なども食べます
でもあんまり犬は食べないみたいです

コンビニやら深夜業務がある会社では、草木も眠る丑三つ時に、韓国料理店へ行き、いろいろ大物を召し上がりますね。普段テープレコーダーで抜けている箇所を、流しちゃあ片方で別に超音波を録音する。活気作りや事実の証明の為かな。夜な夜な皆さんが眠っている間に、プリンパフェを2つも3つも買って食べる人もいる。プリン体を身体が欲していらっしゃるのかな。動画を見ていたら、自動で海老を上品に貪っている女性が見られるように編集してあって、まるでendlessで食べているのを見られるようにしてあった。プリン体を毎日そう摂っていたら、通風になるのは必定だ。他にも健康食を食べているのを見たりする。男がドアップで食べているのは、10秒と見ないな。女性は肝臓が強いんですね。

ランナウェイ淘汰(runaway sexual selection)とは、生物の性選択(sexual selection)の一形態で、ある性的特徴が、「異性に選択される」という理由だけでどんどん極端に進化し、生存に不利でも残っていく現象のことだ。

二十歳の頃、住んでいた家に屋根裏部屋があった。天井に格納されている梯子を下ろして上がると、座ってなら作業できる程度の、本来はおそらく物置として利用する想定で作られたスペースがあった。その頃はまだ詩を書くには至っておらず、行きたかった美大にもいけなかったわたしは写真を撮っていて、そこを暗室として使っていた。夏はとにかく暑くて、いつも薬剤の匂いがこもっていた。

昔のマイホームタウンを見に行った。僕が住んでいた家屋は駐車場になっていた。李の木だ。向日葵だ。糸瓜だ。苦瓜だ。甘蕉の木だ。小豆梨だ。田圃が泥濘んでいる。小雨だ。何だろう。スタジオのような建物だ。ちょっと見物したいな。建物の側面から入っていった。少し音楽が聞こえる。あ、此処人の家の庭だ。ステージのようにガラス張りになっている。あ、またシンセサイザーの音がなっている。いい曲だな。聞いたこと無いような曲だけど。あ、奥に人がいる。入口に行ってインターフォンを鳴らした。すみません、ここ、スタジオですか?そうですよ。音楽が聞けますか?はい。ドアが開いた。失礼します。そして僕は音楽を聞いた。犯罪なんじゃないかと言う程の良い音楽だった。こんなことも初めてだ。少しお金払います。じゃあ500円で良いよ。は...

ひとは人が好きか?わたしは人よりもねこのたましいが好き 生きてる間
ねこという生き物は人を狂い悩まし、そして癒すために生まれてきたといって過言ではない 神様からの贈り物である
愛のあるきまぐれで私を悩ます狂わすそして癒す 猫は美しく強いそれなのにどこか抜けている間抜けである
愛しさ故笑うそれでもねこはどこ吹く風である ホントの所凄く気にしている 失敗したら直ぐさま毛繕いして誤魔化す。
弱っている時は近付いてきて傍でねむってくれる柔らかなからだを私に撫でてもいいよと投げ出してくれる。
今、私はほとんど家の中にいてほとんど外出しない、家に来るのは訪問看護の方かヘルパーさんだ主人を亡くして精神を患って10年診て貰ってる、いや甘えているかもしれない。それでいいよ。といってくれる
...

面白いこともあるもので僕の家系は左側が弱い。
祖父は生まれつき左足が動かず、
父は生まれつき左肺が小さい。
そして僕は左膝を折り、
左瞼の上を縫い、
今回、左足に帯状疱疹が出た。
血のつながりを感じるし、
その中に自分もいると思う。
会ったことのない曾祖父は自分と似ていただろうか。
曾祖父のそのまた父は、生涯の中で一度でも、好きな人と付き合えただろうか。
その物語の先端にいて、
もしかしたら僕がこの物語の終点である。
いずれにしろ俺たちは左半身から復讐する。
足の動かなかった祖父の恨みをはらすかのように、トラック運転手になり全国を走った父のように。

あなたが書いた

宛名のない手紙に

わたしの名前を

書き加えてもいいですか?

そうしたら

手紙の中で風に揺れる

貴方の言葉は

真っ白に冷たくなって

やがて溶けていくのでしょう

春になっても何も変わらない

土の上を歩いて

わたし今すぐあなたに会いたい

あなたの服をまさぐって

下腹部に手を当てたら

ほんのすこし体重をかけて

教えてあげる

ここがあなたの言葉のお墓だよ

わたしが植え付けたの

ユリのお花の球根のような

形をしているのよ

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