ようこそ現代ポエムの世界へ( ・෴・)

私誌東京
抒情詩の惑星 


専門家や愛好家ではなく、すぐ隣にいる誰かに通じる詩
ことばと人間復興ー



寝るときに雨の音がきこえるのは好きだ
次の日に予定もなければ最高だ
エモいぜー


生まれてからいちばんはじめに住んでいた家には瓦がなかった
なかったというか何故か途中から外された
「大家さんが外す言ゆうき」
と おふくろは説明してくれたが
まだ自らの鼻くその美味さがわかるような少年にとって
この🏠がそもそも大家さんの🏠という認識は皆無であり、賃貸なんて概念は持ち合わせちゃいなかった
大家さんつう人は、たまに封筒に入ったお金を持っていくとお菓子をくれるただの優しいおばあちゃんだった

今ではわかる
わかるというか色々と巡らす
大家さんも瓦を新しくする金がなかったのかもなあとか
てかお菓子分家賃値引いてくれよ w
とかね
とか おれも大人になったのか とか

季節の変わり目はいつも特にほぼ毎日着るものがないような切羽詰まった気持ちになる。クロゼットは既にはち切れそうなのに。それで新しい服を探しに行っても、今度はなかなか着たい服がない。

アルベルトの父はシベリアンハスキー、母はチャウチャウである。よって顔はハスキー犬で、胴体はチャウチャウである。
アルベルトは親友であるルネの部屋で帰りを待つ間、テーブルの上に置いてある『アリの話』にすっかり読み入っていた。
かたくなで勇敢なアリのことを応援しはじめていた。出来ることなら一緒に吊橋を渡り、アリを守ってあげたいとさえ思っていた。もちろん、無理なことも分かっていた。吊橋は壊れかけているし、アルベルトの身体は重すぎるのだ。
『アリの話 05』で奇跡が起こり、川の中から突如登場したアルベルトは、アリの乗った花びらを鼻に乗せ、急流から救い出した。
でもその話には続きがあった。
アルベルトはテーブルに置かれた本に目を戻し、文章の中に広がるアリのいる峡谷へと再び旅立っていった。

僕はある日、梟の雛を梟のママから一羽盗んで参りました。その雛にチュン太郎と名付けました。毎夜モフモフして頬ずりをしておりました。寒い冬も暑い夏もいつも癒やされておりました。チュン太郎と名付けましたが、どうやらメスだったようです。チュン太郎はおばけ学校を2年時で優等生で見事に優秀な成績で、卒業しハンバーグ工場でハンバーグを十枚作って二十円貰い、エサはお菓子をもらっているようです。ある夜、チュン太郎の中から、良心が幽体離脱したようで、梟が2羽になりました。可愛いのが増えたので名前をキャベツ太郎としました。何だかスナック菓子のキャベツたろうを工場で作りに行っているらしいので、そういう名前にしました。ところがそうです。お話の展開は、予期していた通り、チュン太郎とキャベツ太郎の間に、雛がいっぱい...

週末実家で、何もする事がなく
僕を褒めてくれそうな飲み屋に、自転車で向かう。
途中、お寺があって、昔はお線香の煙を頭に浴びると頭が良くなるなどと書いてあった。
今は高齢者しか来ないからか、「病に良い」とか書いてあり、極めていい加減だけど、ついやり出すと真剣にやった。
僕を褒めてくれる予感の飲み屋は、昔の仲間もいたが、TVでイチローの名プレイ集みたいなのを、演ってて僕に対する褒めが、始まらない。
12時過ぎたので
「ガソリンが高くなったね」
と言ってみた。
店の裏には、懐かしの海岸や幽霊屋敷は、そのまま残って、思い出が鳴りを潜めている。
この仲間で最初に酒を飲んで出掛けた、伊勢神宮の夜は違った。
「まあいいか 人はまた生まれるから」
と思う。

とんでもない不幸に見舞われて
これ以上の事はさすがにないと
慢心していたら
割と不幸はちょくちょくある
人生そんなもの

女性の魅力とは何か?

それはふくよかな曲線ではないでしょうか
それは身体的特徴だけでは無く、心も

ある有名な成人向けコンテンツの俳優がその道に入ろうと思った時、それなら自分の排泄物を食べるぐらいの覚悟が必要だと言われた

彼は間もなく面接の場を設けてもらい、そこで本当に食べた

翌日、倒れうなされる事になる
細菌が多く口に入れてはいけないものなのだそうだ、排泄物は

東京都、大田区、そこに生花市場がある

そこで以前働いていた人から聞いた話

同僚に自称画家がいた
自称の、だ

「俺さぁ、昨日すげぇいい女見たんだよ!」

「どんな人だったんですか?」

コンビニのレシートを裏返しボールペンを握る

仮称で和田さんとしましょう
職場では先輩という事もあり、俺は和田さんに敬語を使う関係だ

和田さんがレシートの裏にペンを走らす

...

KALDIの袋をください!と、元気に言った。
「この紙袋がブックカバーになるんですよ。」と、心の中で何度も何度も言った。
結局口には出さなかった。
店を去る時の私はにこやかだった。

霧に陽光が降りそそぐと、視界は瞬く間に広がりはじめた。
白く霞んでいた光景が、恐ろしいほど鮮明な映像となってアリを取り囲む。南西に切り立った雄大な尾根、黄色い花を咲かせた高山植物が生い茂る山腹、瑠璃色に淀んだ深い淵、細かな砂粒が光る岩肌、山頂に作られたケルン。
透明度が極めて高い空気は、アリの目に非現実的なパノラマを映しだす。

台所でカレーを煮込みながらつま先立ちで食器を洗いつつ息子に宿題の進捗を尋ね、頭の中では今回の連載のことを考えていた。電子レンジの中ではサラダにするためのかぼちゃがぐるぐる回って甘く柔らかくなっている最中。カレーとかぼちゃサラダはダンスのために家を空ける向こう三日間の昼食兼夕食、つま先立ちはダンスのための足の鍛錬、今回の連載は天職について書こうと考えていた。食洗機がほしい。

昨秋、高田の馬場のJETROBOTで、ぷろじぇくと☆ぷらねっとによって、「詩人と役者の朗読劇」と銘打った公演が行われた。「庭」という作品である。創作の背景としては、先行する別作品として「Here Come The Angels!」という作品が存在するらしいが、僕はそちらは未見である。ただ、一作の独立した作品としても十分に堪能できる舞台であったので、「庭」についての簡単な感想をまとめておく。


1.変異していく「ファンタジー」の意味

この作品を「ファンタジー」と形容して好いのかは、判断に迷う。未見の「Here Come The...

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