「お体を壊さないように」 西村太一
2024年12月21日
満身創痍で駆けずり回るようにあれやこれややっていた頃。どこへ行っても3ヶ月経った頃に初めてそれまでのやり方が全部間違えていた事に気付かされた。実力なし。コンマ以下。暫くそうやって静かに激怒されながら、やっていた。ちょっと重たいものを仕分けただけで、ギックリ腰。歩いてバス停に行くだけで瀕死の状態。戦力外。大分痩せ細っていて、寝違えるだけで、勘弁してという位痛い。朝、起きなきゃと思って、調子に乗ってよっこらせ、と身を思いっきり捩って起き上がるだけで、体がボキボキボキッと肋骨が折れて心臓か肺にぶっ刺さって、即死しそうな日もありました。
そういう事も十数年前。そういうやり方をもうしませんが、備品が壊れるわ冷凍倉庫の扉がなだれ、崩れかかるわ。単純に仕事も出来るようにはなりませんでした。障害者の作業所でも、コツコツやっていれば良かったのに、トラブルがあって続きませんでした。
どうも目が痒い。自分の過去をふりかえっていると。