「ねこ」 リコ

2025年06月09日

ひとは人が好きか?わたしは人よりもねこのたましいが好き 生きてる間
ねこという生き物は人を狂い悩まし、そして癒すために生まれてきたといって過言ではない 神様からの贈り物である
愛のあるきまぐれで私を悩ます狂わすそして癒す 猫は美しく強いそれなのにどこか抜けている間抜けである
愛しさ故笑うそれでもねこはどこ吹く風である ホントの所凄く気にしている 失敗したら直ぐさま毛繕いして誤魔化す。
弱っている時は近付いてきて傍でねむってくれる柔らかなからだを私に撫でてもいいよと投げ出してくれる。
今、私はほとんど家の中にいてほとんど外出しない、家に来るのは訪問看護の方かヘルパーさんだ主人を亡くして精神を患って10年診て貰ってる、いや甘えているかもしれない。それでいいよ。といってくれる
そんなことをいうみんなねこみたいだと思う。そしてあたしはねこのこみたいだ、ありあまるものなどないけれど、充分安堵がつける量の愛情、噛んだり噛まれたり
怒ったり慈しんだり

今ぼんやりと腹の力の抜けた思いでこの文章を綴っている
20年間連れ添った愛猫を亡くしたのだ

キミの中にわたしがいた 今、私の中にキミはいる 






リコ