どんどん膨らんでゆく私は
雲を越えたとき
小さいハリでひとつき ぷちん
バンッッと恐ろしい破裂音とともに
私は知らない森に落っこちて
私は私に抱きかかえられるのです。
安堵して
やっと眠りにつけるのです。
あいこん