夜に電話が、あって「今から 相談に行って良いですか?」と、知らない女が言う。 僕は「申し訳ありませんが、予約していただいて、後日・・」と電話を切るそれから出掛けて 友人と酒を飲んだ帰り電車の窓に 映る酔い覚めの自分の顔「今から相談に行って良いですか」あの低い女の声は今 僕とそんなに離れていない
中川ヒロシ