9歳の時に、犬のチョン太郎が死んだ。とても哀しくて元気のない僕に母が言った。「犬は死ぬと友達になって帰って来るんだよ」
その後数年して、三人の新しい友達が出来た僕は「どの子がチョン太郎なんだろう?」と思いながら遊んだ。
中川ヒロシ