「メランコリックメリーゴーランド」TASKE
2022年07月21日
夕方、帰宅後、まだやる事があるのに
日常生活だけでも疲れ易くて計画台無し
睡魔に襲われ誘惑に負け罪と罰の悪循環
布団に横たわり夢の世界
一日二度寝、三日で六度寝
春夏秋冬、寝起きの奮闘
体内時計と戦う毎日
数時間後に目覚めるも時既に遅し
仕方なくゴミ出しや買い物がてらに夜の散歩
脳損傷、症状にもよる
見た目でわからぬ生きづらさ
メランコリックメリーゴーランド
忘れたくないけど覚え切れない記憶障害
頭の中が真っ白
世間と言う終電に間に合わず
ネットカフェで3時間パック
ドリンクバー何杯かお代わりしながら
他人の人生を遠目に立ち読み
個室で眠れないからDVD鑑賞
外へ出て始発まで一駅分歩く
右脳と左脳、脳梁の架け橋、傷だらけの空、大脳は広い
側頭葉から前頭葉、頭頂葉、後頭葉と小脳、そして、全身に至るまで神経を張り巡らせる
記憶は海馬、羽撃くペガサス、意識がぶっ飛ぶ
時の流れと安全運転、心のシートベルト着用
やらなきゃいけない事が沢山あるのに
やる気出ない、上手く纏まらない
僕の瞳は雲隠れした満月のように
いつも闇夜に狂わせられる、物足りない
せめて一日が36時間あればいいのに
頭の中だけでも重いカルチャーが
オモチャーだったら少しは遊べるのに
現実と共に夢見る、可能性と自分を信じる
「もうダメだ...」と僕が呟いた時、「そんな事より今を楽しもう」と海馬は言ってくれた
海馬に乗った僕の中の僕と架空の彼女で回る
メランコリックメリーゴーランド
気楽に行こうよ、目の前ゆらゆら、小さな幸せ
「君達、脳内遊園地で僕と握手。」