「残暑見舞いTAKTSTOCK」 TASKE
2022年08月25日
記録的猛暑の中で迎えた、ひとつの通過点
旱空の下で命の限り蝉が鳴き続けてる...
あの日、終電逃してなかったら、マクドナルドが現在のように24時間営業だったら、下北沢駅に南口広場がなかったら、深夜、ヤケクソになって歌ってなかったら、当時あった立ち飲み屋で働いてた北海道の夕張から来た謎の男に声掛けられてなければ、翌夜の初ライブとか正式に表現活動始めてなかったかも知れない。
それまで純粋に漫画家を目指してた少年が
いきなり物語の主人公にでもなったような
失恋から始めた狂想曲
無意識のうちにタクトを振りながら響かせた
人生という名の交響曲
オーケストラの方々ひとりひとりと語り合う
雨が降る日も
風が吹く日も
地震、雷、火事、犯罪に
巻き込まれぬよう
疑いながら生きる
あらゆる修羅場を潜り抜けながら
お笑い、音楽、司会、イベンターとか
路上、ライブハウス、雑誌、テレビ
CDリリースや個展開催など
一通り経験出来たけど
やっぱ人並みに真面な人生を過ごしたかった
気が付けばあれから30年も経ってた
決死の覚悟で彷徨い続けてた
どうせならば寝てる間に終わりにしたい
夢の中で最期を迎えた方がまだマシだ
痛い想いしたくない
出来れば遺体になりたくない
終止符打つのは早い
生きてるうちに成し遂げたい
正直これ以上、同じような過ちを
繰り返さないで欲しい、戦争反対
色んな意味で云える、非核三原則
核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」
五線譜は戦場でも何でもない
不協和音でもなくLOVE&PEACE
人は奏でる葦である
crescendo、そして、ff(フォルテッシモ)
彩る四季を指揮しながら
残暑見舞いTAKTSTOCK、それぞれの葉月
繰り返す挫折の中から人は立ち上がり続ける
蝉が鳴き止んだ頃に
自然と感じる秋の訪れ