「秋月祐一とけんごの短歌ワークショップ〜はじめての短歌〜 第三回」けんご

2023年03月01日

ご推敲ありがとうございました。
秋月さんに推敲して頂いた短歌2つで僕がコレだ!きた!
と思った方と元の短歌を2つ並べてみます。

[原作]
覗き穴の向こうの雨粒を扉を
開けて見ることもなく
[推敲案]
覗き穴の向こうの雨粒感じてる扉を開けて見ることもなく

超すごいです
「感じてる」が入った事で
感じてる人が歌の中に登場した!
って思いました、
比べてみて良くわかりましたが
推敲された方は時間と場面が切り取られていて
その時の感じを聞かされている
って感じが
その時を見ているに変わったと思いました。

そして改行を無くす事も、上の句下の句の間と言うか意味の切れ間で改行しましたが
一行にすると、一つの場面って感じが高まった!
って感じます。

言葉が生き生きしてます!
ありがとうございます!
秋月さんすごい!

書き溜めた短歌まだあるのですが、
推敲して頂いた短歌読んだ時に思った事を短歌にしてみたいと思いましたので
詠んでみました。

 色鉛筆はじめて使ったその時に世界が全部描けると思った

推敲して頂いた短歌を読んだ時に感じた
うわっ!
やった!
って感じより作品の中の時間が長く感じていまして
もっとその瞬間を切り取りたい!
秋月さんのおっしゃる

一首の短歌を読んだだけで、世界がちょっと変わって見える。

こう言う一首になって欲しいなと思っています。

どうか、ご推敲ご指摘などお願いいたします。