「短歌」かわいあやの

2026年04月12日

かりそめの正義を模倣するように針金虫を駆除する少年

秋晴れに土耕せば背伸びする赤子のように芽吹く朝顔


死にたいは生きたい証拠という君に花の摘まれた薔薇を贈ろう


言葉ってお日様みたいな役割で心が泣けば立ち上る虹


心にはあなたの口から逃げ出した魚の影を遊ばせている


傷ついた分だけ花を育てたいマーガレットの根を胸に焼く


テディベアのように君は愛される目的をもって製造された





かわいあやの

Share