大村浩一(O.Kouichi)

大村浩一

 1961(昭和36)年静岡市生まれ。血液AB型。竜南小学校、安東中学校、県立静岡西高を経て東京工芸大学工学部電子工学科卒。現在は静岡県静岡市に在住。朗読をきっかけに奇跡的に出会ってケッコンしたカミさんとJCの娘が居ます。
 詩を始めたのは大学1年の正月からで、その6月に平出隆さんの『胡桃の戦意のために』に出会い現代詩へ転向。就職では技術系出版社を狙って失敗、ニコンでステッパーのメンテナンスを4年やりました。その後小さな出版社に転職して6年ほど修行、1994年から現在の会社に移り紙と不織布の技術専門誌を担当しています。2010年11月に東京本社から富士市にある静岡支社へ異動、支社長となり、昨2021年末に定年を延長して続けています。
 主な業務は営業ですが、インタビューや講演会取材の原稿も書いています。会社での仕事のうち、一番印象的なものは廣瀬製紙の創業55周年誌です。
 ネットでは1988年末からニフティの「詩のフォーラム」で活動してきました。そののち片野晃司さんの「現代詩フォーラム」、和合亮一さんの「いん・あうと」にも参加しました。「いん・あうと」では野村喜和夫さんインタビューの文字起こしを担当。現代詩フォーラムではお笑いスレッド「エリオットしとりあそび」を開催しました。(現在休眠中)
 またこうした中から交流が広がり、奥主榮さんの詩の朗読劇「T-THEATER」や2000年頃からはポエトリーリーディングに参加。時々「ポエム王子」に変身して、各地の会場を騒がせておりました。ヤリタミサコさんや平居謙さんたちの「関ケ原」の司会も務めました。自主企画の「黄金夜」では、新年イベント「引かせ王」を主催していました。こうした経験は、「詩学」や「詩と思想」にも記事として書いています。
 ユリイカには2度入選して作品が載りました。このほか同人詩誌では2004年まで「日本未来派」に在籍。退会以降は暫く浪人でしたが、2008年から岡部淳太郎さんの「反射熱」に参加。2021年からは静岡県詩人会に在籍しています。