「脳腫瘍闘病記2」危機とララ

2022年05月29日

地元の脳外科に行ってびっくり。まさかの脳腫瘍発覚からの続き

病気が見つかってからは何もやる気が起こらず、ずっと検索してた。
聴神経腫瘍とは、その名のとおり聴神経できる腫瘍で、手術した人はほぼ失聴していた。(私ものちそうなった)。
再発して何回も頭を切っている人や合併症で苦しんでいる人のブログなど、10万人に一人の病気といえど、続々出てきた。
有名な人だと女優のスケザネキキさん。
彼女の生き方には励まされた。「人生の山も谷も楽しく」って。
後遺症の失聴、顔面麻痺を乗り越え、海外で活躍してる。
いつも楽しそうな人はいいな。
自分は放射線で治療できるサイズは超えていた、残念。良性の腫瘍だから成長はゆっくりで一年に1ミリづつくらい大きくなるらしい。(ずっと昔からあったんだなあ...私が遊びほうけている時代も。。
もっと早く見つかったら生き方も違っていただろう)。 

原因は不明とあるけど、思い当たる節がひとつだけ。
高校生のころ、(1984年生まれ)空前のパンクブームの中にいた。
だれもが通った道なのかな?
夢中になりすぎてちょっとわからないけど。
私は勉強そっちのけで先輩からチケットを買って足しげくライブハウスに通っていた。
それは本当に何もない北海道の片田舎での、唯一の楽しみだった!
メロコア、スカ、ハードコア...。ハイスタから始まり。大阪池田市からゲルググがきたり。私はキャプテンヘッジホッグが好きだった。
徐々に下火になったと思うんだけど、場を共有した人たちと再会したら、何にもかえがたい楽しさがあったよね!っなるだろう。
青春だった。懐かしいよね。
で、はっきりと覚えているのは・・・ある日イヤホンで爆音聞いていたときに耳の奥でぷちって、何かが切れたような感触があった。
それかもしれない。
いつも自業自得の人生かな。
ただ、入院中同じ病気の人たちに会い共通のなにかをみいだそうとしたが、みなそれぞれの性格外見であった。
爆音聞いてそうな人はいなかったから、違うかも。






危機とララ