みきくんこんばんは 十三 すなけちゃん(snake)

2022年03月28日

中国といえば独特の交通習慣です。
車間距離は激ちかです。
しょっちゅうぶつかっています。
私が遭遇した事故は全部で4つです。
一つ目は高速バスが高速の乗り口で間違えたらしく急ブレーキをかけました。
そしてすぐさまバックをしたら後ろに乗用車がいてぶつかってしまいました。
もう一つもバスですがこちらは路線バスです。
前の乗用車が急ブレーキを踏んだのでバスも急ブレーキを踏みました。
乗客はみな前方に吹っ飛びました。
私は真ん中あたりで立っていたのですが、結構前まで飛びました。
その時に炊飯器を抱えた人がいて、その人の上に転がってしまったので叩かれました。
吹っ飛んでこけたよりも叩かれた方がずいぶんと痛かったです。
もう一つはタクシーです。
タクシーが前の乗用車に突っ込んだのですが、その際にタクシーの後部座席と前部との間の鉄柵に突っ込んでしまい、瞼を切りました。
私は流血しているというのにタクシーの運転手と前の車のドライバーは互いの車の傷のことばかりです。
示談金の交渉であーだこーだやっているので、怪我している人がいるのに誰一人心配しないのはどういうことだ!と私も怒って参戦しました。
結局示談金いくらかタクシーが払って、それから目的地に行き、ちゃっかりタクシーの乗車料金は払わされました。
瞼は内出血もしていたのでしばらくの間紫に腫れていました。
最後に紹介するのは死んだかと思ったトンネル内での玉突き事故です。
運転している人が携帯を見ながらだったので不安ではあったのですが、トンネルの中でなぜか前の車のおばちゃんが停車していたのです。
わーーーーーーと車内五人の叫び声とともに突っ込みました。
そのあと後ろの車も突っ込んできました。
その時、この後ろにトレーラーがいたら全員死ぬなと思いました。
が、幸いにもそのさらに後ろの車も乗用車でした。
もし運が悪くて後ろ数台のうちにトレーラーがいたらあの時死んだと思います。
中国では警察車両が到着するまで事故現場はそのままにしていなければなりません。待っている間もトレーラーが突っ込んできたら死ぬと思いとても怖かったです。

もうひとつ怖かったことといえばエレベーターが落ちたことです。
日本のエレベーターはサイドにストッパーがあるらしいのですが、欧米のものにはそれがついていないことが多いです。
住んでいたアパートは六階ですがある日エレベーターに乗ると様子が少し変でした。
扉が閉まったらそのまま電源が落ちているような無音なのです。
操作盤も電光掲示板も電気が消えていて、どのボタンを押しても反応がありません。
そこで緊急呼び出しボタンを押したと同時にガタガタガタガタと大きな衝撃がありました。
無線で声が聞こえてきて一階を押してみるように言われました。
言われたとおりに一階を押すと電気がつきました。
その時電光掲示板は地下一階になっていました。
六階で乗ったのだから、さっきガタガタいっていたのは落ちたようでした。
あれ以来エレベーターは少し怖いです。
調べると結構落ちているようで、後日引っ越しをした時には引っ越し先のアパートのエレベーターは三菱のもののところにしました。







すなけちゃん(snake)