「お前たちは忘れている、俺にもプライドはある」蛇口
12月18日木曜日
ひさしぶりに新宿ゴールデン街で飲んだが
一点の灯り以外はクソつまんなかった
もう遠征しなくていいかなと思った
ホテル1万円とかもったいない
ホテルのフロントがチェックインのときにもたもたしてるし
一軒目はバーテンダーがサックスプレイヤーでセッションで
お世話になっている人で
ひさびさしゃべりたいと思っていたが
なんか革ジャン着た中身スカスカのおしゃべりの客が
べらべらとバーテンダーをロックオンして
俺はずっと黙ってぼおっとしていた
何しに来ているねんという話だが
次に行く店が開店する時間になったのでチェックしたが
そうしたらそいつが僕ばかりしゃべってすみませんと
自覚あるなら半分で沈黙せえと
まあ言わないが
そうやって気の毒がられるのもむかついた
二軒目は開いてなかった
オーナーに連絡したら遅刻だという
気分を変えたかったのに寒空に取り残された
ラーメンを食べに行くことにする
ホテルでおにぎり2個食べて調整したのに
40分たってやっとバーが開く
それまでラーメンのあと、新宿ゴールデン街を意味なくぐるぐるする
どこか入ろうかなと思ったがもうちょっとで開くかなと
やっと目的の店内で落ち着くことなく団体が来て
なかなかゆっくりバーテンダーを独占できないなと
そう、私は独占大好きおじさん
似た人はここに多い
三軒目もバーテンダーに客のおじさんが一緒にポッドキャストをやろうと
しつこく誘っていて
まあ気があるんだろう
ちなみに一軒目からこれから行った四軒目、五軒目も
バーテンダーは全員女性で
俺もそれぞれにどこか気があるんだろう
そしてどのバーもそこまで楽しくない
そして客もそれを認識済み
そうなのだ
なにかの流れで寄るのがここ
この街
メインではないのだ
還暦ライヴに来てくれた新宿ゴールデン街の
バーテンダーをありがとうの意味で
たまに通っているが
今は熊谷で仲良くなった人と飲むのが楽しい
ひとり飲みの限界を知ったよ
三軒目のバーテンダーは
俺のことを普通の人と呼んで
そんな情報わざわざ開示しなくても思うが
プロ野球と可愛い女の子が超好きなおじさんだから
俺
勝手に見透かすなよ
感じが悪い
いつもこんな風のそのバーテンダーだが
もう来ないからいいか
四軒目もバーテンダーの髪の毛をくれと
それでオナニーするという
まったくおもしろくない話をする若い客がいて
何かでラーメンの話になって
俺もラーメン食べたといったら
そのバーテンダーに無視された
オナニーの話がいいのか
この店ももう来ない
さよなら
まあ新宿ゴールデン街は
つまんなかったら300近く店があるから一杯だけ飲んで
次に移動すればいいだけだけど
二度といかない店もたくさんあるし
俺も今日はどこも一杯だけしか飲んでない
一軒目と二軒目は店の人におごっているが
一軒目の男、店の人にご馳走しないくせに
王様の振る舞いだった
ムカついてきた
五軒目に
姫がいなかったら最悪の夜だった
カップルで韓国のソウルから来た
今日30歳の誕生日だというハナさん
俺の隣に座ったお客さんのハナさんは
明るいお嬢さんで日本語が少し話せて
とてもほがらかな時間が過ごせた
カップルの男性も感じの良い人だった
もうそういうのでいい
まぶしい姫につつまれて愛の温かみを感じる
考えてみたら若いころからそうだった
会話が楽しければもう満足だった
昔からトークジャンキーなんだ
一軒目で飛ばしていた男は
ナイフを突きつけて俺は静止していただけなのに
謝るなんてそれは逆に失礼だろう
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