「岐阜とホワイトゴリラ」タタクーク
昼下がり陽の光が窓を伝って知恵遅れに降り注ぐ。
怒りは自己嫌悪を呼ぶ。
能面か般若しかないのはダメだと思う。
どうしてこうなってしまったんだろう。って分かっているだろうに。
15年前、学校を家を街を火の海にすれば良かったのだ。
祭りの祭壇で包丁を突きつければよかったのだ。
猫背で貪るように殺すのだ。
死んだ。少年は勝手に息を引き取った。
残念ながらその時指向性マイクの電源は入っていなかった。
わびやさびを感じさせることなく消えていた。
教えてやろう。
そのカセットは伸びているんじゃない。
切れたのだ。
バクバクバクバク心臓の動悸のリズムで歌を歌う。
息の長い自殺だ。
いいか。
視力はもうないんだ。
くさいざるそばを食べながらキックボードをこいでいると、後方から神の死体が入った骨壺を持った少年が迫ってくる。
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