「七夕」中川ヒロシ

2026年07月07日

星空を 星と空に分ける手伝いを
日曜日の朝
おばあさんに 頼まれて
やり出したけど
途中で 飽きて
「絶対 あとでやるで」
と言って出掛けたまま
夜になってしまったのが
天の川です

昔、この詩を七夕に、ふと思いついて、横にいた兄に話したら
「『絶対あとでやるで』というところは、良いかもな」と言った。
それから、何となく名刺に、
中川 ヒロシ(詩人) と書くようになった。
近頃は時々、「詩集良かったですよ」
とお世辞でも褒められたりする。
恥ずかしいので「え、そうですか?」と言ってみたりするけど、嬉しい。
「これは 本当に良い詩集だな」と思ったりする。
この詩はそれほど良くないけど、あの時、たまたま兄に褒められて、詩集が出来た。
毎年 七夕の夜に思い出す思い出。
頭の中の短冊にまた何か、良からぬこととか書いてみよう。







中川ヒロシ

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