「鳩」西村太一

2026年08月17日

 鳩が平和の象徴と言われる訳は、旧約聖書のノアの方舟の物語りの一節によります。そう言えば小学生の高学年の頃、飼育委員会に入っていて、鶏と兎を飼育していた時に、森◯君が、小屋に紛れ込もうとする鳩がウザったかったのか、重たい扉で挟んで圧死させようとしていて、傷ついた鳩を女子が安全に保護していたのを思い出しました。そんな残虐性ですら、少し面白い事をするなあと本当は思っていました。でもあれってキリスト教の人からすると、縁起が良い鳥なのですね。そういう事が出来るから森◯君は人気者の可愛い系だったんですね。府中市の美術館へ行った時、当時の知り合いと広場のベンチに腰掛けて何だか暖かいなぁと思いながら、何をするでも無く小春日和を満喫していたら、鳩が沢山群れを成していて、ご年配の方が犬の散歩をしているのを眺めながら、犬が鳩を見たら何て思うんですかねぇなんて言っていた。面白い事を沢山見つけられないと、友達にもなれないし恋愛も出来ないと思って、とぼけて軽めの冗談を交わしていました。仕事の帰りにいつも寄るコンビニのレジ打ちのおばあちゃんが、名札に鳩山と書いてあって、その名の通り真っ赤な口紅をぽにょんと塗っていて、容姿や佇立しているさまがthe・鳩山という感じがしていて何と無くうけました。真面目にやっている他人のことを面白がって笑ってはいけませんね。

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