「性の目覚め」PARA

2022年06月12日

 性の目覚め、性欲、性被害、性的、性の商品化、性行為...広い意味合いで捉えられる分、個々が思う感情や意味合いも多岐に在る言葉だなと思う、性に対する価値観やそれらも伺えて自ら発するのが非常に恥ずかしいし怖かったりする、でもそれでいいと思う、俺はこれで発せられる感覚価値観秘匿性非明確中途半端等々他色々込めて全てが俺自身の考え方で在り、それが揺るぎない、なんてことは無く今後も色んな人から学んで変節を遂げるものだと述べておこう、そして求めるのは自他共に認められる本来意味の"性"である。

  テーマに沿おう、皆が期待するであろうテーマに沿って、記し切る自信がない(その気もないと言う事)けど、結果どう記されるか期待を抱いてこれを記してみます。

 1970年生まれ、心体脳男性、性愛対象女性。時代社会におおよそ違うことなく身を置かれていた気がする、ただ自分の本名は読み方的に女性に多く、幼稚園入園した頃は女の子に間違えられていた、実際卒園アルバムを開くと長髪をなびかせ元気にキシャポッポになり走っている俺が居る。入園して間もなく保母さんに立ちション見せて掲示した名簿が書き替えられていたがそれ以来だと思う、女の子みたい、言われることが殊更多く、ちゃん付で呼ばれるのに抵抗を感じてた、かと言って名前のアトにくん付けされた記憶もほぼなく、在ったとしても違和感が強かった。今でこそ客観しているがアレは言った人間すべてに少なからず嘲笑が在ったと受け止めざるを得ない、性格を曲げたと言えばそうで在ろう、その感覚は中学時代まで続く、地元から少し離れた私立の男子校に進学し、諭されたように女の子みたいだね、と言われた頃ようやく感覚が落ち着いた気がする。嫌な時は改名したいなんて主張した頃も在ったが実はこの名前は気に入っている。産まれて以来ずっと、弱虫で散々泣いてきたが芯はそうなのだ。 

 小学校に入学した頃、最初に仲良くなった友達の中に、ここに書くと喜ぶ人や嫌悪するだろうと言うのが居たわ、互いにサインペン突っ込んでたんです.........アカンわ。ソイツは既に幼少からそう言うのに触れてたんだろうなあ、記憶消してるかも知れん。この出来事については潜在の潜在は分からないけど嫌な思い出はなく、俺も楽しんでたと思う、他の友達に広めるなんてしなかった、この事だけはなぜか、1、2度の出来事だったし。

     それ以後の頃だと思う、異性の身体が気になりだした。生身の女性ではなく、雑誌のグラビアやエロ本のそれ、街中にウラ本の自販機が当たり前にある時代、外でも屋内でもなんか探ると出て来る、そんな環境が多かったのか?俺が好きで探っていたのか?口外することなく楽しんでたかなあ、先出のソイツとか別の友人と落ちてたエロ本観て笑った記憶が在る、そう言えばソイツは小学時代ずっと下品だった、中学受験して私立行ったけど。

 夢精は中学、自慰は高校入ってから、高校は男子校そこいらは共感の世界。友達の話聴いて一人部屋で擦ってたら出た、セックスに関する知識は小学時代に少し受けた性教育と高校の保健体育位だろうか、全く実際どんなものか分からぬまま、ドラマのエロいシーンとかアダルトビデオてのも出て来た。高校卒業して就職しても異性とは無縁の状態が続く、25歳頃だろうか?先輩の行こうか?てのに誘われ所謂初体験を終えた、相手は自称35。

    30手前で独り暮らし、結婚に至るまで恋愛、肉体関係は数える程だ。愛はなかったかも知れない、申し訳ない事だが。職場は男ばかりの現場で風俗の話もとみに出るようになる、恥ずかしい事だがその頃自慰の頻度か体質なのか前立腺が腫れてしまい通院して服薬治療していた。血が混じっていた、にも関わらず?俺も風俗に行くようになる。その時は血は出なかったが、通った頻度も多い方と思われアレなのだが、お相手とした方々との色んな話を思い返している。結婚するまでの話である。

 結果的には妻に本来の性に関することを多く学んだのではないかと思う、今の考え方はこうだ、つい最近までの俺が考えていた性欲は、性でなく精、射精欲だった、人への愛も存在しない暗に自慰だ。セックスは子を作る行為、なので決していやらしい事ではない、なので射精の目的が子を作る事と考えればその分己の命を削る行為と言えよう、今の俺は長生きしたいので、子を作る行為はもうしない、多分

     思ったより赤裸々に書いてしまった、今まで書いたこれすべて所謂"性の目覚め"若しくは気付きだと思う、ある程度落ち着いた感覚だが今後も性については考え続けたい事だ。








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