ヤリタミサコ(YaritaMisako)


ヤリタミサコ

詩人。北海道岩見沢市朝日炭鉱の生まれ。明治学院大学と東洋英和女学院大学大学院で、アメリカ現代詩と女性学を学ぶ。ビートやフルクサス、詩とアートの評論、カミングズやギンズバーグの訳詩、ヴィジュアル詩、音声詩など多数。靉嘔・塩見允枝子作品とフルクサスのピース演奏、ヨーコ・オノ作品翻訳など。2019年第53回北海道新聞文学賞受賞。

著書・訳書(共著共訳を含む):『ビートとアートとエトセトラ』『詩を呼吸する』『カミングズの詩を遊ぶ』『メ ディアと文学が表象するアメリカ』『そのままでいいよ。。ジャック・ケルアックと過ごした日々』『北園克衛の詩と詩学』『モダニスト ミナ・ロイの月世界案内』『ギンズバーグが教えてくれたこと』『月の背骨/向う見ず女のバラッド』『月の声』


001「5月28日 三国詩ポエトリースラム頂上決戦観戦記」
002 「自由に楽しく、東京ポエケット」
003 ポエジーを独特の世界観ですくいとる――馬野ミキ詩集『金(キム)』について
004 「自然体のヒューマニズム詩-ー佐藤yuupopic詩集『シの本』について」
005 『TEXT BY NO TEXT』(いぬのせなか座叢書5)(橘上+松村翔子+山田亮太 いぬのせなか座発行)についての詩集評 「自走する言葉、複層化する詩」
006 「心の初期微動を捉える――大阿久佳乃『じたばたするもの』について」
007 「絶望の底のかすかな希望――モリマサ公『絶望していろ、バーカ』を読む」
008 「つよくないよわくないかたち」を想う――『確かめるすべのない両想いが死ぬまで続いてく』ともちゃん9さいの詩集について 
009 「生きることと語ること――夏野雨『雲のからだ 海のからだ』を読む」
010 「何もないことの深さ――小川三郎『忘れられるためのメソッド』(七月堂)を読む」
011 「名付けなおすことの希望――佐峰存『雲の名前』(思潮社)を読む 」
012 「猛スピードのジグザグを感じて――広瀬大志『毒猫 異形篇』を読む」
013 「"ひとり"を選び取ること――大西美千代詩集『もはや。』(編集工房ノア)を読む」
014 「自分の身体サイズで思考する――久谷雉『花束』(思潮社)を読む」
015 「オープンで希望がある詩―――あられ工場詩集『ひなの巣』について」
016 「叙述することで距離を置く――石田諒詩集『家の顛末』を読む」
017 「記憶に寄り添う――夏野雨詩集『運搬のフィギュア』(私家版)を読む」
018 「時間の層が重なって――一方井亜稀詩集『透明ディライト』(七月堂)を読む」
019 流動しながら思考する――popi/jectiveによるサウンドポエトリー「10/1000(点と線)」